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いま、の【私たち】とは、さっきまで私たちが心に描いていた【私たち】そのものです。 それは、私たちの【意識】または【心】、つまり【想念や感情】などの積み重ねこそが、いまの【私たち】だからです。 【過去】と【現在】と【未来】は、いまこの一瞬に同時に存在しています。 これは時間という概念に支配されている現在の私たちには、とてもイメージしにくい概念ですが、だからこそ、私たちは過去の体験から創られた感情を【再プログラミング】することによって、現在の私たちを【変える】ことができるのです。 過去は、あなたがそれをどう感じているかによって、その在り方を変えて行きます。 そして未来は、いまのあなた自身が、「いま、あなたを」どんなあなただと想っているかによって、容づくられて行くものです。 つまり、いまのあなた自身が、『過去のあなた』と『未来のあなた』を唯一左右する存在だといえるのです。 だからこそ、いまあなたが、「わたしは、こういう、私だ」と、どのように考え認めているかが、とても重要なことになるのです。 いまのあなたは、いままでのあなたの体験と、それによって味わった感情との記憶の積みかさねです。 ということは、あなたがいままで体験してきたことの意味をもう一度考え直すことで、そのとき味わった感情をもう一度整理することで、そしてそれらの記憶をいまのあなたが書き直すことで、いまのあなたは変わってくるということになります。 なんだか大変そうですね。 このことを行うのが<催眠療法>なのですが・・・ でも、実際にはもっと簡便な方法が用意されています(神の救いでしょうか?) その方法とは・・・ それは、いまのあなたという存在の捉え方を『替える』ことです。 つまり、いままでのあなたの体験と感情の記憶の積みかさねが、いまのあなたなのですから、いまのあなたを「私はこういうわたし」と、認め替えてしまえさえすれば、それと同時に過去のあなたは変わらざるを得ないのです。 少しややこしいですか? 過去も未来も、実は現在のこの時にあり、いまこのときに、あなたがあなた自身を『どのような自分であると認めているか』によって、ほんとうは過去と未来、そして現在さえが創られているということなのです。 このことをよく考えていただければ、催眠療法に頼らなくても、あなたはあなた自身の過去と現在と未来を自在に変化させていける(創りだして行ける)ということが、ご理解いただけるのではないかと思います。 過去に振り回されることはありません。未来に不安を抱く必要もありません。いまこのとき、いまだけをしっかりと生きていくことで十分なのです。 それ以外の過去や未来を思い煩うことが、実はその過去と未来を思い煩うとおりに創りだして行ってしまうのです。 輪廻転生を持ちだして、あなたの過去世の『カルマ』が影響している、と不安をあおる人たちがいます。 しかし、聖賢たちは、本質的な意味では『カルマ』は何にも影響を及ぼさない、といっています。 あなたが、『カルマ』が影響している、と認めたら、それは影響を及ぼすでしょう。でも、あなたがそれを超えて、自分自身が創造者であるという確信を持ったならば、『カルマ』には何の力もないのです。 『不安と恐れ』が、すべてを台無しにする黒幕です。 『愛と信頼』こそが、すべてを満たしていく力です。 あなたこそが、あなた自身の『創造者』なのです。 そして、それさえも超えていった先には、あらゆるものが『ひとつ』になった『存在そのもの』があるだけです。 『わたしはすばらしいわたしです』と、こころの中でつぶやき続けてください。 『わたしはわたしを愛しています』と、こころの中でつぶやき続けてください。 『ありがとうございます』と、いつでもどんなときでも、こころの中でつぶやき続けてください。 あなたがすべての面で『満たされている』と感じたとき、あなたはきっとごく自然に『ありがとう』という、感謝の気持ちに満たされることでしょう。 そのことを、いまこのときに、先回りして『宣言』してしまえば、過去と現在と未来はその通りになるものだからです。 そしてそれらのもっと先には、あらゆることを『ただ過ぎ行くままに眺めていて』だけの、ゆるぎない観照者としてのあなたが在るのです。 そのとき、あなたにとってもはや『善も悪もなく』、しかも善と悪は同時にあって同じものでしょう。 幸福も不幸もなく、幸福と不幸は同じものとしてあるでしょう。 あなたはすべての思いわずらいから開放されて、またそれらをいつでも見いだすこともできるでしょう。 あなたはあらゆる面で自在であり、それだからこそ、現実のすべてをそのまま受け入れることでしょう。 あなたが望むなら、その先へ進んでいってください。 いま、を幸せに生きることで十分なら、その必要はありません。 しかし、いまをほんとうに幸せに生きて行くとき、あなたはきっと、自然にその先へと進んでゆくことを選ぶでしょう。 その先で、きっとまたお会いしましょう。 そのとき、あなたとわたし、いいえあらゆるものは、『ひとつ』としてあることの『歓びそのもの』でしょう。 ありがとうございます。 お問い合わせなどのメールは【こちらから】 |